PDF入稿のすすめ(アドビ イラストレーター cs2)
なぜPDF入稿がいいの?
- 入稿データを作るのが簡単
- ミスが少ない
- データが軽くなる
印刷入稿用PDFファイル作成のポイント
- アートボードを仕上りの大きさにする
- 「PDF/x-1a」で保存
- 保存時に設定で裁ち落としを上下左右3mm入れる
それではこちらのデータを印刷可能なPDFにしてみましょう
名刺サイズは91×55mm
まずは仕上りの線(91×55mmの線)の塗り・線共に「なし」にします
ドキュメント設定を選んで
アートボードサイズを91×55mmに設定→「OK」をクリック
レイヤーのロックは全て外し
オブジェクト→全てをロック解除(ロックされているものが有る場合のみ選択出来ます)
選択→全てを選択
全てが選択されています
表示→スマートガイド
でスマートガイドを出します
仕上りの線(91×55mmの線)の角をつかんでアートボードの角に近づけると
ピタッとくっつきます
こんな感じ
後は保存するだけです
ファイル→別名で保存
フォーマット→Adobe PDFを選択
保存をクリック
Adobe PDF プリセット→「PDF/x-1a」を選びます
こんなかんじ
「トンボと裁ち落とし」を選んで「裁ち落とし」を全て3mmとします
「PDFを保存」をクリック
こんなのが出てくる場合がありますが構わず「OK」をクリック
これで完了です
リーダーで開くとこんなかんじです
左下の赤丸あたりにカーソルをもっていくとサイズが表示されます
97×61mmになっていればOK♪
このデータがあれば名刺(91×55mm)が問題無く刷り上がります。
他のサイズの場合もやり方は同じです。
塗りたしがないデザインの場合はもちろん仕上りサイズのPDFデータでも問題ありませんが、常に上下左右に3mmを付け加えたデータを作るようにした方が間違いがないと思います。
注意:ごくたまにPDFへ埋め込みのできないフォントがあります(保存時アラートがでます)。その場合はPDFに保存する前に文字を全てアウトラインすれば大丈夫です。
2011/3/9 mizo